「オファー買取」アプリでゴミをお金に変える

今日は夜中に2回も目覚めた。Apple Watchは相変わらず時間を記録してくれない。もしかして、メイン時計をつけたまま寝ていることに気づいて、途中から時計を入れ替えたのが原因か? いずれにせよ、今日の睡眠時間は5時間未満であることは間違いない。


僕の部屋は散らかっている

汚部屋とまではいかないが、僕の部屋には常に床にものが散らばっている。なぜ僕はモノを片付けられないのか? 時々そう思っては、自分にウンザリして気分が落ち込む。

僕の言い分

これには僕なりの理由があって、僕は引っ越しが多い。棚は多いと引っ越し荷物が増えるし、部屋が変わるたびに棚がいい感じに収まらない。そのため、収納棚というものに価値を感じない。だから、僕の家には棚が少なく、必然的に物は床に置かれる。

散らかっているのではなく、整頓

一応僕の中では、必要なものは必要な場所に置かれているため、整頓されているとも言える。僕は、機能的であれさえすれば、そこに美を見出せるのだ。とはいえ、他人に見せられるような部屋ではない。これは間違いない。

物は捨てたいが、もったいない

一念発起して、不要な物を捨てることにした。うつ病と向き合っている僕にとって、部屋の汚さが理由でメンタルを損ねるような事態は避けたい。

また、これは別の機会に述べるが、近いうちに他の都市への移住を考えている。それまでに、引っ越し荷物をできるだけ減らしておきたいのだ。

いざ処分しようと、使っていない物を改めて確認すると、どれも綺麗なものが多い。なんだか、捨てるのがもったいと思った。

売りたいが、面倒くさい

僕の近所にはブックオフがある。書籍はそこまで持ち運んで、買い取ってもらうことができる。本はサイズも重量も小さいので、運びやすい。店まで歩くことで、運動にもなる。

問題は、それ以外の衝動買いした家電・ホビーグッズや衣服だ。メルカリが真っ先に頭に浮かんだが、以前からフリマアプリに興味はあったものの、個人間取引は何かとトラブルが多い。メンタルが弱い僕が、いきなりフリマアプリで取引を始めるには敷居が高すぎる。

重たい荷物を抱えて、中古品買取店舗まで移動するのは面倒だ。レンタカーも考えたが、どう考えても赤字になる。

ハードオフの「出張買取りサービス」はどうか?

パッと思いついたのは、ハードオフ。残念ながら近所にはないので、持ち込みはできない。ググって出張買取できないかを調べていたら、ハードオフが運営する「オファー買取」というアプリを見つけた。

メルカリとは異なり、取引相手は企業だ。安く買い叩かれる懸念はあるが、元々捨てるはずだった物たちだ。大きさによっては、粗大ゴミ回収料金まで取られることもあるので、買値が付かなくても問題ない。

オファー買取アプリの概要

アプリ起動ロゴ
「オファー買取」起動画面

アプリ内チュートリアルをやるのが一番だが、以下に簡潔に使い方を示す。

  • 売りたい物の商品名や型番、品質や写真をフォームに沿ってアップロードする
  • ハードオフ系列の店舗からいくらで買いたい、といったオファーが届く
  • 期間は3日間、オファーの件数は最大5件
  • 基本的には最も高い金額を提示した店舗に買取査定依頼をする
  • 運送業者が自宅まで受け取りに来てくれるので、希望日時を指定する
  • 送料は無料、段ボールもつけてくれる
  • 緩衝材はこちら側で準備しておく必要がある

10年以上前のプラモデルが5,500円で売れた

試しに、10年以上前に買ったものの、組み立てる気が起きずに放置していたプラモデルを売って見ることにした。なぜそのプラモを買ったのかさえ覚えていない、今の僕には全く価値を感じないものだ。サイズ小さく、軽いので最初の一歩にはちょうど良いと思った。

途中経過は省くが、5,500円が僕の口座に振り込まれたのを確認した。部屋の景観を損なっていた(僕にとっては)ゴミが、5,500円の価値を生んだのだ。

「オファー買取」を実際に使ってみての感想

かなり良いと思う。今後も積極的に使っていきたい。ただ、問題もあったのでその点に触れておく。

納得いかなかった点

段ボールを運送業者が持ち込んでくれるという話だったが、玄関で商品を業者に見せたところ、自宅の段ボールで梱包してくれと言われ、それなりの時間と手間をかけて自分で梱包する羽目になった。これは、言われたことと違うので納得いかない。

運送業者の言い分

業者にも言い分はあって、商品サイズと持ってきた段ボールのサイズが合わないとのこと。また、その日は雨も降っていたので、商品を濡らしたくないからと説明された。

だが、僕は業者が持ってきた段ボールを見ていない。サイズは何度も丹念に計測したので、大幅に隙間ができることはないはずだ。また、雨が降っているので、ダンボールは車に置いてきたと業者は言っていたが、それなら、君が今肩にぶら下げている雨避けのケースは何だ?

段ボールをケチりたいんじゃないか? と疑いたくなった。

ネガティブな気持ちをポジティブに変える

腑に落ちない点はあったが、僕は最近セルフコントロール術を学んでいる。一旦冷静になって、ポジティブな気持ちに変えることにした。フリマアプリに興味があるので、いずれやってみたいと思っている。そのための梱包の練習だと思えば良いのだ。

物流の2024年問題

また、日本には「物流の2024年問題」がある。詳しいことは知らないが、物流の末端で働く労働者たちの生活は苦しく、仕事は過酷になると予想される。僕の知り合いにも運送業で働く人がいる。その人たちのことを思えば、自分で梱包するぐらい、たいした苦労ではないのだ。そう思うと、なんだか梱包作業が楽しく思えてきた。


今日はここまで。また次の記事でお会いしましょう!

“「オファー買取」アプリでゴミをお金に変える”. への2件のフィードバック

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    […] 先にも述べたように、うつ病からの回復には没入感を持てる趣味が効果的だ。実際、革靴を手入れしたり、革靴を履いて散歩や買い物に出かけたりすることを、僕は楽しいと感じている。それだけではなく、靴以外の最近は古着や中古品売買にも興味が出てきた。 […]

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  2. オファー買取からメルカリへ:新しい挑戦の始まり – シンとフォンドの冒険 のアバター

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Synk

1980年代生まれ。男性。独身。日本在住。IT企業勤務。

現在の関心はうつ病の回復と投資。そして、幸せに生きること。

うつ病という医療に関するセンシティブな話題を扱うため、匿名性を重要視しています。

このブログから発信される記事は、あくまでも僕の個人的な体験談として受け止めてください。